■2017-04-
■(6月29日) 「第1回 バイオ医薬EXPO」でバイオ医薬特許の講演をします。
6月29日(木)に、「第1回 バイオ医薬EXPO」で講演させていただくことになりました。
バイオ医薬EXPOのサイトは「http://www.biopharma-expo.jp/」です。
講演タイトルなどは下記の通りです。
■タイトル
バイオ医薬品の特許出願動向と最新の特許訴訟・無効審判・異議申立事例
■講演者
SK特許業務法人 徳重大輔
■講演内容
最近話題のバイオ医薬品をいくつか取り上げ、製品毎にどのような特許出願がされているかを解説する。さらに、ここ1~2年のバイオ医薬品の特許訴訟、無効審判、異議申立の事例を解説する。取り上げるバイオ医薬品としては、抗体医薬(抗PD-1抗体など)が半分以上で、残りは核酸医薬、iPS細胞などを予定している。
■日時等
・日時:2017年6月29日(木) 14:00-15:00
・会場:東京ビッグサイト
・受講料金:3000円
■サイト
過去にバイオ医薬品特許のセミナーをしたことがあるのですが、そのときは明細書作成とか、OA応答とかの権利化実務に直結した内容でした。ただ、これだとバイオ医薬EXPOの趣旨とは合いにくいかなと思い、今回は特許の訴訟・無効審判・異議申立関係の内容をメインにしました。
資料はほぼ全てこれから作る予定です。訴訟や異議の件数の話ではなく、具体的な事例を挙げて、無効理由・論理構成などの具体的な内容に踏み込んだ話にしようと思っています。あと2ヶ月以上あるので、何とか時間を空けて資料を作ろうと思います。
バイオ医薬EXPOは、インターフェックスジャパン(http://www.interphex.jp/)やBIO tech 2017(http://www.bio-t.jp/)などの展示会と同日に開催されます。展示会への参加は無料です。セミナーは有料と無料があるようです。
各セミナー・基調講演への講師紹介割引もありますので、ご興味のある方はご連絡ください。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
▼関連ページ
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■書籍「先端治療技術の実用化と開発戦略」に核酸医薬特許の論文が掲載されます。
今月末に、私が一部執筆を担当させていただいた書籍が発売されます。
タイトルなどは下記の通りです。
■書籍タイトル
先端治療技術の実用化と開発戦略
(核酸医薬、免疫療法、遺伝子治療、細胞医薬品)
■発売日等
発刊予定日:2017年4月末
体裁:A4判 約470頁
定価:80,000円(税抜)
出版社:(株)技術情報協会
■サイト
出版社ホームページ
PDFデータ
執筆者は70人もいるそうです。
私が担当したのは核酸医薬の特許に関する部分です(第1章11節)。
担当部分の目次は下記の通りです。
11節 核酸医薬品に関する特許実務上の留意点
1.基本特許
2.審査基準・審査ハンドブック
3.核酸医薬特許の種類と実務上の留意点
3-1. 基本構造限定型
3-2. ターゲット限定型
3-3. 製品配列限定型
4.審査・拒絶対応事例
RNAi関連特許の事例をいくつか紹介しつつ、出願、権利化する上での基本的事項と留意点について解説しています。
過去に知財管理誌で抗体医薬特許とiPS細胞特許の論文を書きましたが、今回はもう少し一般的な書籍なので、知財管理誌ほどは難しすぎず、かといって簡単すぎず、かつネットや過去の論文にない情報を入れるというイメージで書きました。
これを書いたのは昨年の3月だったので、約1年越しの発売となりました。無事発売されてよかったです。
このような機会を与えてくださった関係者の皆さまありがとうございました。
▼関連ページ
・「知財管理」6月号にiPS細胞の製法特許の論文が掲載されました。
・「知財管理」11月号に抗体特許の論文が掲載されました。