■2019-08-

■AI翻訳システムのトライアルをしてみました。


先週、とあるAI翻訳システムを事務所に導入するかを検討するために、1週間無料トライアルをしました。
翻訳する物は、主に「外内出願の明細書(英語等→日本語)」と「内外出願の明細書(日本語→英語等)」です。

AI翻訳システムに興味のあるメンバーとたまにチャットで意見交換しながら、果たして高い費用(結構高い)を払って事務所に導入する意味があるかを検討しました。
明細書の翻訳は私のメイン業務ではないのですが、システムに興味があったのと、今月はたまたま少し翻訳やっていたので、ちょうどよかったなという感じです。

で、やってみた感想ですが、今自分でやってる翻訳方法(自作マクロ)の方が効率良く翻訳できそうだなというのが率直なところでした。
自作マクロは細かなとこまで自分用にカスタマイズできるので、使い勝手がいいんですよね。

大量の文章の訳文案を一気に一文毎に対比させた状態で表示してくれるところ(但し時間はかかる)は、AI翻訳システムの良かったところでした。といっても、これはAIである必要はないのですが。(追記:検討したところ、google翻訳+Excelマクロでできたのでこのメリットは小さくなりました。)

文が短い場合は、かなり精度良く翻訳できました。ただ、長くなるとやはりおかしくなっていきます。
Google翻訳と比較してみましたが、短文はほぼ同じで、長文も大きな差は見られませんでした(辞書登録をちゃんとやるか、AIが学習して向上する余地はあるのかもしれません)。

もう少し細かなところが改善されれば、おそらく今自分でやってる翻訳方法(自作マクロ)よりも効率よくできそうなポテンシャルはありました。
(もしかしたら、このシステムと自作マクロを組み合わせて使えば効率が上がる方法もあるかもしれませんが、そこまで検証してる時間はありませんでした。)

事務所の他のメンバーは、事務所から提供されたマクロをたぶん使ってるのですが、チャットを見た感じでは、導入に積極的な感じはありませんでした。

いずれにしろ、今のAI翻訳システムを試せたのは良い体験になりました^^

20190312_BIOPATENTBLOG.png
スポンサーサイト



PR


プロフィール

徳重大輔


Author: 徳重大輔

バイオ、医薬、特許関連のブログです。
業界動向や知財判決などの情報をアップしていきます。

SK特許業務法人に勤務しています。明細書作成、特許調査、その他一通りやってます。明細書はバイオ医薬(特に抗体医薬)、調査は無効資料調査が特に得意です。

お問い合わせは、
biopatentblog@gmail.com
もしくは、
info@iyakunews.com
へお願いします(@は半角に変換してください)。

QR code

QR

RSSリンク